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生きているだけでお金はかかる 国民健康保険、住民税、年金について

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人は生きているだけでお金がかかります。

一軒屋だから家賃はかからないし、農家だから自給自足してるし、それでいいじゃん?と思うのですが、世の中そうはいかないのです。

仕事をやめてニートになると、

・国民健康保険
・住民税
・年金

の問題が発生します。
他の税金などと違うのは、こいつらは生きているだけでお金を取られる性質を持っています。

というわけで、

「そろそろニートになろうと思う」

という方のために、これらの傾向と対策をまとめておこうと思います。


まず初めに、この3つの中でも「年金」は免除が有効です。
免除申請をすると年金を払わなくていいです。

免除の間はどうなっているかというと、国が年金の半額を払っていることになります。
もちろん将来的にもらえる年金額はそれだけ減りますので、長生きする予定の方はなるべく免除期間は長くなりすぎないようしましょう。

他の二つの「国民健康保険」と「住民税」は
前年度の年収によって計算される
という特性を持っています。

なので、年収が高い方はニートになった翌年まではこちら非常に高いままです。
ニートになるときは貯金にゆとりを持ってなりましょう。

ちなみに僕の場合は、

・国民健康保険 → 年間 約30万円
・住民税 → 年間 約20万円

です。
こちらは免除できないので残念ながら払いましょう。

ただし、国民健康保険に関しては
親の扶養者になれば免除されます。

ちなみに扶養者になるためには年収100万円以下である必要があります。
この年で「親の扶養に入れてくれ~~」とせがむのはなかなかなものです。
出来れば人としてそれは避けたいですが、どうしてもという場合は親の扶養者になる(というか戻る)ことも頭に入れておくといいと思います。

しかし扶養者にならずとも、免除まではできないが減税はできるという性質をもっています。

減税に関しては翌年からの適用になるため、
審査が通るとすぐに減税されるわけではないので注意が必要です。

かつ審査を通りやすくするためには、
自分自身が世帯主である
としておいた方が審査は通りやすいです。

というのも、親と同居している場合に世帯主が親になっている場合は、別に自分が扶養されている立場でなくても、親がそこそこな給料をもらっていると審査に通りません。

しかしながら、自分が世帯主である場合は、親がそこそこな給料をもらっていても関係ないため審査に通りやすくなります。

同じ家に住んでいるなら同じ世帯でないといけない、と勝手に思っていましたがそうでもないみたいです。

僕は実家から実家に転居することにしました。

転居届けを出すと世帯主を自分にすることができます。
それは親などの家族が同じ家に住んでいても可能です。

つまり「同じ家には住んでいるが世帯は違う」ということです。

こうなると扶養にはなれませんが、扶養になるつもりはないのでいいです。
あと親の住民票をとれなくなりますが、特にとる必要性がないです。

このような形で必ず払わなければならないお金があります。
もし何かの役にたったらうれしいです。

また、分からないことがあったら素直にお近くの市役所等に行って相談しましょう。
ちゃんと相談にのってくれると思います。

しかしながら、僕は思うのです。

いかに免除されるようにする・・・・
いかに減額されるようにする・・・・

そんな道を探さずに

素直に働け!!!!

だろ?

by 職業:(実質)ニートの言葉

所得税・個人住民税ガイドブック―平成25年12月改訂

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