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知識の吸収

先日うちの会社でちょっと見た光景を紹介しようと思う。

A氏が先の見えるプロジェクトにするためにはこのような点に気をつけなければならない、
というものを発表していた。

俺はなるほどなぁと聞いていた。

するとB氏が
「こういうのって本とかに載ってますよね。立ち読みしかしないんですけど、目次とか見ると見かけます。」
と言うようなことを言った。

A氏は
「あ。そうなんですか。私はそういう本を一切読んだことがないので。」
と言った。

俺はそのとき知識のインプット元というのを考えてしまった。

独学がほとんどなプログラミングの世界では、
知識を得るのは本やネットや講義であると何となく思いこんでしまっている気がする。

職人ではないけど、昔から仕事をする人は先輩の技術を盗むことが知識を得る一番の方法だったのかもしれない。

もちろんプログラミングというものはとても流動的ですぐにそのやり方は古臭いとかなるかもしれないけど
それでも結局一番知識を得るのに適しているのは実践から学ぶこと、経験を積むことだと思う。

体で覚えろ!
というのは結構プログラマーにも通用すると思う。
※ちなみに補足しておくと、自分がいうと非常に失礼ではありますがA氏はめちゃくちゃプログラムもディレクションも出来て凄い人です。